バブル期ギターのボディ塗装を剥がした結果【リフィニッシュプロジェクトXその1】

ムラムラとリフィニッシュしたい気持ちが湧いてきたので、以前に某オクで仕入れてPhotogenicのボディと交換したバブル期のギターAria pro2 VP-450のボディを剥くことにした。

Aria pro2 VP-450のボディ

Aria pro2 VP-450のボディ

どうですか、この雄姿。バブル臭が半端ないwボディコンかよって。

でも、日本製ゆえかザグリがとてもきれいだし、なかなか気に入っている。

見た目さえなんとかできれば・・ということで、リフィニッシュに挑んだ次第です。

もう一つの動機としては、材がソフトメイプルっちゅうことで、木目がカッコ良かったりなんかして?という、怖いもの見たさ的な好奇心があったからです。

そんでは、バブリーなおネーチャンを剥いていきまひょか。ぐへへ。

ひたすら塗装を剥ぐ

今回は、アイロンで熱しながら+スクレイパーで剥いでいくというやり方にします。

電気ドリルをサンダーにできるのだが、騒音が凄いので使用を諦めた。

アイロンとスクレイパーで塗装を剥ぐ

アイロンとスクレイパーで塗装を剥ぐ

塗装は、薄い。銀色で下塗りしてその上に赤系のと塗料を塗っているんですな。丁寧だなあ。

しかも、ケミカルなニオイがあまりしないのが、中華製のB.C.RichのWarlock Oneと大きな違い。あちらは塗装は死ぬほど分厚いし、ケミカル臭が本当にヤバイ。しかも、謎の白い粉が大量に精製されるというヤバさ。

まあ、そんなこんなで、それほどイライラせずに塗装を剥がすことができますた。

うむ。スタートは悪くない、と思っていたが、後になったスクレイパーで付けたキズに悩まされることに・・・。

サンディング

お次は、サンディング。

#60

手作業が面倒くさすぎるので、電動ドリルで削ることにした。

ペーパーの番手は#60。削り過ぎることもあるが兎に角よく削れる。

電動ドリルでサンディング

電動ドリルでサンディング

やっぱり、引っ掻きキズが目立つ結果に。これを修正するのも面倒なので、そもそも#60を使うのが間違っているのかもしれない。

その後、手作業でシコシコと表面を削っていく。

#120

お次は、#120のサンドペーパーで研磨。

目安としては、木の色と違う色の塗装の下地部分を完全に落とし切るのと、#60でできた引っ掻きキズ、スクレイパーで削りすぎた部分が、平面になるまでやるという感じで、大体2枚位消費した感じです。※それでも、結構甘々だったのを後で思い知ることになるが。

#120で研磨したギターのボディ(表)

#120で研磨したギターのボディ(表)

#120で研磨したギターのボディ(表)

#120で研磨したギターのボディ(表)

#240

そして、#240のサンドペーパーで研磨。大体1枚位を消費しますた。

#240でサンディングしたギターのボディ(表)

#240でサンディングしたギターのボディ(表)

#240でサンディングしたギターのボディ(表)

#240でサンディングしたギターのボディ(表)

こうしてみると、普通の3ピースですな。

出会い系サイトで見つけた女と駅前で待ち合わせして、実物に会った瞬間にガッカリしている男みたいながっかり感はない。まあ想定の範囲内ですな。

木目も汚くはないが、チグハグなのでオイルフィニッシュには向かないよなあと思いつつ、それでも次回オイルフィニッシュに挑戦することにします。

後記

この段階では、なかなか上手く塗装を剥がせたと思ったのだが、後の工程で色が乗ると引っ搔き傷とかスクレイパーでやり過ぎた傷が目立つ結果になりますた。

なので、結局は塗装後にやり直すハメに。それはまた別のお話で・・。

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