ピックアップの短いリード線は継ぎ足すべきか交換すべきか

性懲りもなく(また)ピックアップを購入したのですが、中古ピックアップにありがちなリード線短い問題ってあるよね~。

んで、気になったのが、リード線の継ぎ足しをすると、音って劣化しちゃうのかね~という話。

一般的な継ぎ足し作業は、配線材の被覆をむきむきして電線の導体同士をより合わせた上ではんだ付けし、熱圧縮チューブで絶縁するんだと思うんですが、仮に配線の種類を合わせたとしても、接続によって抵抗が増えたり、電気的に何らかのロスが生じたりするするんじゃあるまいか?

なぜか日本に多い「交換すべし派」

日本語のネット情報を見ると、

  • 音が劣化しそうでなんか嫌だ
  • 精神衛生上良くない
  • だから、リード線自体を交換しますた

みたいな話が目立つような印象で、

海外のネット情報を見ると、

  • 下手に全部を交換すると大変だから、継ぎ足せば?
  • 音なんて変わんねーよ。

みたいな話が目立つような印象だったりする。

国民性の違いなんですかなあ、と思いつつ

生産性が低いと言われている日本社会に順応したワタクシは、結果さえ問題なければ別にいいんじゃね?という合理主義に憧れつつ、でもオラはものづくり大国ニッポンの精神を受け継ぐ立派な?日本男児だからなあと思い悩んでしまうのであります。

まあ、わざわざ悩むくらいだったら、根本から交換してしまえ、という話なんだと思うんだが、作業の途中でピックアップのコイルを切断してしまった日には、音の劣化以前のお話のような気もしないでもなく、だから神経質な人はリペアショップに持ち込んで修理してもらった案件が記事化されて、ネットに載るもんだからそれを見たオイラも悩むんだよなあ。

ってか、サイレントマジョリティの方々は継ぎ足していて満足してるんじゃないっすかね、しらんけど。

結局、継ぎ足しで音は変わらないんじゃ・・・?

さて、真面目に検証してみればいいのだろうが、師走の忙しい時期だけに、調査にとどめておくことにします。

と、調べると「配線の接続の抵抗」を検証した記事がありまして、

https://htareturns.exblog.jp/30425610/

この記事では、「裸圧着スリーブでの接続では抵抗はそう心配する必要が無さそう」という結論を導き出しています。

裸圧着スリーブというのはこちらの動画を見ればイメージが付くと思います。

もちろん、様々な条件はギターの配線と異なるんでしょうが、つまるところ電線の導体を裸でつなぎ合わせるという一般的な工法を用いる限り、抵抗が増加することはなく、音質が劣化するという心配もそこまでする必要が無いような気がします。あくまでも文系脳で理解した範囲での結論ですが。

まとめ

てか、よくよく考えると、そもそもポットのフル10状態で抵抗が無いと言えるのかね~?とか、セレクター・スイッチ類って抵抗が生じてないのか?とか、音をまとめるためにわざわざダミー抵抗入れたりする話もあるし、ピックアップのリード線の継ぎ足しなんて小さな話じゃないですかね?

てか、ハイインピーダンスで配線を取り回している時点で、ノイズの影響を確実に受ける訳ですから、そんな劣化が嫌ならローインピーダンスのアクティブ・サーキットにすべきじゃないですかね?

あと、ギブソンのクイックコネクト基盤って全然駄目って話になっちゃうんですかね?

まあそんな感じで、神経質になる部分じゃないような気がするんだよね。うん。( ゚Д゚)y─┛~~

鈍感力が重要なんじゃないでしょうか?

てか、木材の話でもあったように、我々のギターの弾き方(ウデマエ)こそが最も音に影響するという結論がまたしてもエレキギターの神様から突きつけられたような気がしないでもありません。

いやはや、今日も練習をサボってしもうたワイが言うことではないですな。ハヒッ(;´Д`)

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