オークションで手に入れたEpiphoneレスポール(2001年韓国製)をメンテしてみた

今回は、オークションで落としたEpiphoneレスポールをクリーニング&メンテナンスしようと思います。

落札したEpiphone レスポールスタンダード

落札したEpiphone レスポールスタンダード

現状のチェック

1.フレットはローポジションで減りが目立つ。5割残くらいか。なお、フレットと指板はヤバいほど汚れてる。

2.フロント・リアピックアップから音は出る。ただ、盛大なガリあり。結局、電装系、ピックアップ周りは最後まで苦労することに。

3.ネックはストレート

4.ペグには、2つほどガタツキがあるものがあった。

5.ボディにボンドを落としたような点々がついているが、ボンドではなかった。ポリ系の塗料を後から垂らしたようにみえる。

6.ねじを含めた金属部品のくすみ・錆あり。ブリッジにはホコリも。いやはや、なかなか掃除のし甲斐がありますなあ。

色んな金属に錆とかくすみ、ホコリが

7.ポットは500kのAカーブ×2と500kのBカーブ×2。どちらもシャフトはミリサイズ。だが、ボディの穴はインチサイズなんだなこれが。

8.トグルスイッチ用の穴は12mm

9.ストラップピンは別の位置(と恐らく純正以外のストラップピン)に付け替えられてた。元の穴は開きっぱなし。Gibson純正のレスポールがやたら細くてストラップからすぐに抜けてしまった(20年以上前の)記憶があるので、Epiphoneも同じような仕様だったのかもしれない。

10.ノブはハンカチを使って引っこ抜いたら欠けてしまった。経年のせいかプラスチックに粘りがなかった。参ったなあ。

欠けたノブ

ま、17年物だけにこんなものなんだろうね。まあ、ネックがストレートなだけよかったわい。

それにしても、ストラップピンの加工とか、フレットの減り具合をみると、結構弾かれてた感がある。

電導塗料も塗られているしね。前オーナーがギターに飽きたか、見捨てられて物置行きになったんだろうか。

クリーニング&メンテの方針

一応音は鳴る状態なので、とりあえず1日でこなせる範囲内で頑張ろうと思う。

(結局、電装系の修正、ピックアップの改造も含めると3日くらいかかってしまったけど・・)

フレットの打ち換えもやりたいが、スキルやツールが無いのであきらめることにする。

クリーニング&メンテに使用した道具類

クリーニング用ツール

メンテの定番ツールを購入。ピカールは外せないね。

メンテ用部品

ポットとかノブをサウンドハウスで購入。
やはり数が増えるとそれなりの金額になりますな。合計で4,186円になっちまいますた。

  1. CTS Custom A500 x2
  2. CTS Custom CTS B500K Split x2
  3. MONTREUX Ceramic Disc Capacitor 0.022uF 100V x2
  4. MONTREUX Inch Bell Knob Gold x4

サウンドハウス

なお、ポットはボディの穴がインチサイズだったことからインチサイズを購入。ノブにミリサイズが見当たらなかったことも理由の一つ。

ちなみに夜8時に買ったら、次の日の午前中に届いた。早すぎる、早すぎるぞ。日本の物流(佐川)に驚愕した。

ひたすら磨く

レモンオイルでフレットを磨く。この程度の値段なら古い歯ブラシで磨いてもさして恐れることはなかろう。

レモンオイルでフレットを磨く。この程度の値段なら古い歯ブラシで磨いてもさして恐れることはなかろう。

ティッシュで吹くとこの通り。ウェェ。

ティッシュで吹くとこの通り。ウェェ。

指板をマスキングしてフレットを磨きます。キムタオルを使ってピカールで磨きますた。

指板をマスキングしてフレットを磨きます。キムタオルを使ってピカールで磨きますた。

5-56では錆は落としきれないので、この後ピカールで磨きますた。しかし、まあこんな苦労しないでも買えば済むような気がする。

5-56では錆は落としきれなかったので、この後ピカールで磨きますた。しかし、まあこんな苦労しないでも買えば済むような気がする。

ボディについた塗料の点々は、#400、#800、#1500、#2000、コンパウンドで研磨することでこのようにピカピカに。

ボディについた塗料の点々は、#400、#800、#1500、#2000、コンパウンドで研磨することでこのようにピカピカに。

裏は汚れが少なかったので、コンパウンドで研磨。

裏は汚れが少なかったので、コンパウンドで研磨。

何やらペグにがたつきがあったが、分解の仕方がよくわからないので、ラジオペンチを使ってぎゅっと締め付けるようにしたらかなり良くなった。

ホコリがかぶったブリッジもクリーニング。よくよくみると、針金でビスが固定されているという安っぽい仕様。ううむ、ちゃっちいのう。余ったGOTOH製ブリッジに取り換えようかどうしようか迷ったが、チューニングが合えばいいやと思って放置。

その後、配線は既存のものを使用してポットを全て取り替えた。

(しかしこの後、音が籠るという問題があったために配線を全て新しくすることになる)

とりあえず、この時点である程度弾ける状態にはなった。しかし、これで完了かと思ったら甘かった。精々、5合目くらいであったことに後で気づくことになる。

新たな問題の出現

音が籠る

うむぅ?音が悪いぞ。

何度か弾いてみると、何やら音が悪いことに気づく。

搭載されているピックアップは工場出荷時のままで、フロントが、57CH(g)、リアがHOTCHなのだが、フロントの籠りが半端ない。出力も滅茶苦茶低いし。

しかも、スイッチをセンターにするとフロントしか鳴っていないような・・・

なんじゃこりゃと思って、丸一日トーン回路を切るなど回路を弄りまわして、トグルスイッチも分解して清掃してみたが、変化なし。

こりゃ、ピックアップのせいじゃないかとググってみると、57CH(g)は日本でも海外でも微妙な評価が多いですな。

曰く、

ダメPU

ハイフレット以外は使えない

音がこもりすぎ

そもそも韓国時代のEpiphoneのピックアップは貧相

などなど。

問題はピックアップではなかった

しかし、手持ちのピックアップを載せても結果は変わらなかった。

つまりピックアップが原因ではないようです。疑ってごめんよEpiphone。

しかし、一度悪評を目にするとどうしても気になってしまうもの。

結局、57CH(g)、HOTCH両方のマグネットを交換することに。

それはそれで別記事にしましたのでよかったらご覧ください。

今回は中古で買ったEpiphoneに搭載されていたピックアップ、ネック:57ch(g)、ブリッジ:HOTCHのマグネットを交換しまつ。 ...

それと並行して、全ての配線材を新しいものに取り替えることに、大変なことになってきたなあ・・はぁはぁ。サウンドハウスに追加発注じゃい!!

そして到着。早い!佐川の人、ありがとう!

犯人はお前なのか、電導塗料よ

さらに、よく見てみるとコントロールキャビティとトグルスイッチキャビティに電導塗料が塗られているのだが、アースに落とされておらず、しかもトグルスイッチの端子がキャビティの壁に接触しているではないか

おっさんは素人でよくわからんのだけれども、電導塗料は通電する以上、電流が滅茶苦茶になるんじゃないのかなこれ

これって、

  1. おっさんみたいな素人さんがノイズ対策でキャビティに電導塗料を塗りたくる。でも、アースに落とさない。
  2. ノイズが減らない。しかも、トグルスイッチの端子がキャビティの壁に接触し、電気の流れがおかしくなる
  3. 音が悪くなる、トグルスイッチが正常に動作しない。
  4. 理由が分からない、または修正が面倒になる。
  5. ギターのせいにして放置プレイ。
  6. 売却。

という残念な流れじゃあるまいか。

なので、以下のようにして厚紙を挟み込んで応急処置。

後でヤスリで電導塗料を削り取ろう・・。面倒だなあ。

(結局まだやってない)

ポットに関しては向きを調整してキャビティの壁と干渉しないようにする。

んで、アースも落としてノイズ処理もする。

余った銅箔テープをフタに貼っておきますた

余った銅箔テープをフタに貼っておきますた

メンテ終了とまとめ

メンテ後のレスポール君

メンテ後のレスポール君

上記のように、色々とクリーニングとメンテした結果、見た目も綺麗になり、ピックアップのマグネットを交換したお陰か音もバッチリRockな感じになりますた。

で、かかったお値段は以下の通り。

  1. 本体:12,800円+送料1920円
  2. ポット、ノブ類:4,186円
  3. 配線、ピックアップマグネット:453円+1,684円

合計:2,1043円なり

これに加えてクリーニング用品とか半田とか色々。

結構行っちゃったなあ。参った参った、はっはっは。(;・∀・)

結論

安物買いの銭失いは繰り返される?

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コメント

  1. たこすけちん より:

    Chibson買いましょうよw リフレットの事考えるとその方がいいかも・・・

    • おっさん より:

      確かに、日本製のEpiphoneならいざしらず、手間を考えるとChibsonの方がいいかも・・・いやいや、ダメですよChibsonは!ww