DEATHBUCKER襲来【搭載編】

Deathbuckerをギターに搭載するよ!

そう、ebayで買うたLACEのAlumitone Deathbuckerでございます。

LACEのAlumitone Deathbucker

LACEのAlumitone Deathbucker

それにしてもDeathbucker襲来【購入編】というエントリーを書いたのが5/9。かれこれ、3カ月以上経っています。

理由は腱鞘炎。買った直後に腱鞘炎が発覚して、ギターが弄れなくなりました(まだ治らないけど・・。かれこれ3カ月以上患っていることになりまつ・・・)。

そして、ようやくこの間、新たなボディを購入してギター弄りを再開し、ピックアップも入れるか・・・と、重い腰を上げたのであります。

Alumitone Deathbuckerとは?

ということで、まずはDeathbuckerのおさらい。

値段は高い。普通のハムバッカーの2倍くらいかな。普通のピックアップと違ってコイルが巻かれてないのが最大の特徴。

made in USAです。

made in USAです。

性能的にはあまり情報がなくて良く分からんかったのだが、LACEの紹介ページをみると何やら凄いことが書いてある。

Extreme output with thunderous bottom end, yet crisp highs ・・・

(稲妻のような低音と歯切れのいい高温による強烈なアウトプット)

This passive design yields active pickup performance with absolutely zero noise and no need for a battery

(このパッシブな設計により、ノイズ無し、バッテリーも不要なのにアクティブ・ピックアップのパフォーマンスを生み出す)

出典:lacemusic.com

おお・・購買意欲が掻き立てられるではないか。流石お値段が高いだけあるw

ということでモチベーションを上げたところで、作業に入りますか。

250kのポットが必要?

搭載する前に色々調べてみたのだが、このピックアップには250kのポットがよろしいようだ。

公式では250kのポットで・・・という記述がある。

As an easy drop in replacement, the 4 conductor design needs only 250k pots.

(250k ポットされあればOKさ)

出典:lacemusic.com

ただ、250kのポットじゃないと駄目よ!と言っている訳ではない。ということで、Google先生に聞くと以下のような神託を受けた。

I’ve found that the regular alumitones benefit greatly from a 250K pot, they can be a bit shrill with 500k.

However, I threw a Deathbucker seven in my basswood RG with the stock 500K pot and it is just brilliant. Chunkier and less bright than the regular alumitones, somehow more tame for having more output.

(250kのポットを使った時が一番いい音だと感じる。500kのポットだとキンキンする感じかな。

でも、以前500kのポットを使った時は、最高だったよ。通常のアルミトーンよりも厚ぼったくてややダークな感じだったけど、出力は素直に上がる感じ。)

出典:sevenstring.org

ふうむ。ポットは、250kΩ→500kΩ→1MΩみたいに抵抗値が大きくなると、それだけ低音域がカットされる(逆により高音域が強調されるとも言える)ので、この人が言っていることに若干納得がいかないのだが、500kでも問題なさそうだ(実際音を聴いてみないと分からんが)。

ということで、500kのポットをそのまま再利用することにしますた。

(手持ちにCTSの250kのポットがあるんだが、インチ規格なもので、ESP LTD F100FMのミリ規格のノブに合わないし、500kなら既存の回線がそのまま使えるんで楽ちん♪)

普通のピックアップとインピータンスが違う?

実は、このピックアップ。他のピックアップとの組み合わせの問題がある・・らしい。

ご注意:他のピックアップとはインピーダンスが極端に異なるため組み合わせて使えません。アルミトーン・シリーズと組み合わせてご使用下さい

出典:kurosawagakki.com(クロサワ楽器)

これを見ると、フロントとリアをアルミトーン・シリーズで合わせろって書いてある。うーむ。

追記:こんな分かったような分からないような話を書いているのは日本のネットショップだけみたい。誰が広めたの?よくよく調べると、Alumitoneの場合、コイルを巻いておらずトランスで信号を増幅?させているので、ローインピーダンス?であり、ハイインピーダンスのパッシブピックアップと一緒に使うと、出力(ボリューム)の調整が難しいよという話らしい。
インピータンスとは?

てか、そもそもインピーダンスってなんぞ?とGoogle先生にお伺いを立てると、こんなページを見つけますた(Google先生は本当に色々なことを教えてくれますね。中でも一番役に立つのは保健体育の知識でしょうか?)。

【今さら聞けない用語シリーズ】3分でわかる!インピーダンスって何でしょう? ロー出しハイ受け?

まず、楽器には「ロー出しハイ受け」という原則がある。あり、この原則を破ると籠った音になるという話。

だとすると、そもそも、ギター側のピックアップのインピーダンスを合わせておくことが必要だよね、だからアルミトーン・シリーズで揃えましょうね、ということなんだろうね。

ということで糞高いアルミトーン・シリーズのピックアップをもう一つ買えってか?

いやいや、冗談はよしこさんですよ。

youtubeで検索すると普通にDeathbuckerがリア、他のピックアップがフロントなんて人はざらにいるぜ?。

ちょっと考えると、問題となるのはライブとかで頻繁にスイッチでピックアップを切り替える場合だと思うんだよね。

だとしたら、おっさんには関係なくね?ww

ということで、Deathbuckerをリア、B.C.RichのB.S.D.Mをフロントに搭載するんじゃあ~ww

工作のお時間

とりあえずボディに乗せます。

とりあえずボディに乗せます。

テスターを使ってピックアップセレクターのフロントとリアをチェックする。

テスターを使ってピックアップセレクターのフロントとリアをチェックする。

その後、B.S.D.MとDeathbuckerのhotとcoldを調べる。Deathbuckerについては、http://www.lacemusic.com/wiring.phpの「3
Wiring for Alumitone Pickups & Split Function」に配線図が載っております。そして・・・

ピックアップを配線した。

ピックアップを配線した。

ドライバーで導通テスト

ドライバーで導通テスト

肝心の音は

腱鞘炎がああああ・・・ってことで音出しは後のお楽しみにします。

いつになったら治るんだろうね。

てか、実はこないだのネック移植の作業で無理したら再び悪化したのであります。ガックシ。

まだまだ、弄る余地がありそうだ

できれば、スイッチ付きのポットを買ってスプリット(コイルタップ)できるようにしたいなあ。

ポット自体は250kに交換したいなあ。音がどんな感じに変わるかなあ。

色々楽しめそうな予感です。

ちなみに、Alumitone Deathbuckerはこちら(昔からパーツ販売をやってるPitbullのebay店)から買えます。

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