やっぱり一年に1回のリフィニッシュは国民の義務だな、ということでこの糞忙しい年末進行のなか、某オークションでフェルナンデスの中古のボディをゲットしたおっさんです。
こいつのネックポケットにはFST-70という刻印があるんだが、なかなか情報が得られず謎のボディのままなのであります。海外向けのモデルなのかしらん。
その一方で、ネックポケットの材から判断するに、ボディの木材はアッシュかセンらしく、ワンチャンオイルフィニッシュorシースルー塗装ができる可能性があるんですな。背面にバッテリーボックス用とプリアンプ格納用?のザグリもあるので、EMGピックアップが楽に取り付けられるのもいい。
ただ、塗装が割れて剥げた部分を見るに、かなりの怪しさを感じざるを得ないのであった。ちょっと見える下地の青ってなんやねん。嫌な予感がするなあ・・。
まあいっか、とりあえずやっていこう。
問題は、剥がし方なんであります。オークションの説明文によるとポリウレタン塗装。例のごとく異常に分厚いのかしらん。
しかし賃貸マンションで、サンダーなんて使って塗装を剥がすのは、流石に騒音がヤバいし、粉塵もヤバい。なんとか静かに粛々と剥がさないといけない。
やっぱりアイロンですよね
ということで、アイロンで熱しながらスクレイパーで剥がすことにしますた。
なお、スクレイパーは100均のやつですが、これで十分ですた。むしろ、尖ってないので、ボディを激しく傷つけないのが良い。
ああ、この糞忙しい時期に塗装剥がしなんて・・・現実逃避は楽しいね~、わっはっはwww
ちゅうことで、前面と背面全て剥がれました。下地はガッツリ残っていますが・・。
これでも側面とかカッタウェイとかでめちゃめちゃ苦労させられた。アイロンだと難しいね。ヘアアイロンを買ってくるべきだったぜ・・。
それと、ボディを立てられないと両手が使えなくなるので地獄ですな。万力みたいなのが必要だと思う。
ただね。ここまではまだよかったのです。この分厚い下地落としが地獄なんでありました。
塗料はがし液が完全無力なことが判明
さあて、ここまで来たら塗装剥がし液でサクッと剥がれるだろうと思い、ホームセンターで買ってきた塗装剥がし液をたっぷり塗り込んで30分ほど待ってみる。
だが、ポリウレタンの前に無力!完全無力!!全く剥がれねーじゃねえか。金の無駄か!!
あーもう、仕方ない。この分厚い下地もアイロンで熱しながら落としていくことにしまつ。カッタウェイなどアイロンが届かないところは、半田ごてを利用することに。
何とか下地を落としたのですが、力を入れ過ぎて木部までえぐってしまったところや、半田ごてで焦がしてしまった部分も多数という、残念な有様ですww
しかも、やっぱり木部に着色されているというwwww
なんで、つぶし塗装なのに木部に着色されてるの~??
元々シースルー塗装だったのを黒で塗り直したのかなあ・・・。なんと不思議なボディであることよ。
アイヤー、この塗装まで落とさないといけないのかあ。こりゃ、ヤバいことになってきたぞ。。
これはB.C.Richの中華Warlockを超えるモンスターボディだわい。Aria proは楽だったのになあ。
この糞忙しい時になんてものを手にしてしまったんだ、俺は・・・。
続く
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