ピックガードは割と気軽に交換したくなるのだが、激安中華系からまともな国産系まで色々なものがあってちょっと迷う。
おっさんも、色んなピックガードを手にしたのだが、本当にピンキリですね。
今回は、おっさんが買った良いピックガードと悪いピックガードを振り返りながら、ピックガードを買う際の(おっさんなりの)チェックポイントを備忘録として書き残しておこうと思う。
最悪なピックガード
今まで買って最も酷かったのは、(いうまでもなく)中華ピックガードだ。そんな安くもないんだけどなあ。
茶鼈甲のピックガードなのだが、
角が欠けている・・(´・ω・`)
輸送上の問題かと思ったのだが、欠片を集めても復元できないことから最初から割れていたと結論付けざるを得ない。
なんやねん(;´Д`)
そもそも既に黄変している。どうやらかなり古いようで、プラスチックに粘りがない。
どうしたらこうなるのか。
しかも、ハムバッカーが入らん。角が狭すぎるんだな。
勿論、ネジ穴なんて合う訳もない。
いやあ素晴らしい。謝謝!!
なお、買った場所は、中国のネットショップ「EY Guitar Parts」。
このショップ、このピックガードの件も酷いが、おっさんがピックアップを買った直後に、ピックアップの値段を2分の1に下げたりするし、何なの?反日っすか?
満足したピックガード
おっさんが使ってみて良かったと思ったのは、Amazonで売られている「YJB PARTS」のピックガード。
激安中華製よりはちょっと高いが、それでも3,456円程度(鼈甲以外はもっと安いかも)。ネジ数や規格が明記されているのが安心だし、全面にシールディングされているので、下手をすると中華製よりもコスパすら良かったりする。
勿論、新品だから綺麗ですよ。
やっぱり安心の日本製だよなあ。
ちなみに、穴はインチサイズです。
ピックガード選びのチェックポイント
おっさんが思うチェックポイントをまとめておきます。
- ネジ穴の位置。準拠するモデル(規格)が書いていない商品は避けるのが無難。まあ、基本は合わないので、ボディ側を合わせる他ないんだけどね。
- ネジ穴については、面取りされている場合と面取りされていない場合がある。穴に合わせてネジを選ぶか、自分で面取り加工する必要がある。ネジには「ナベ」とか「丸皿」があるので、一応頭に入れておいた方がよい。
- 穴の位置と数を注意深く観察する。加工は少ない方がいい。
- ポット用の穴はインチサイズかミリサイズか。手持ちのポットと相談して決める。
- シールディングの有無。ポット周辺をカバーしているのが割と普通だけど、いいものは全面シールディングされている。
- ピックアップ用穴の形。ピックアップが入らないなんてどんなピックガードやねんという感じ。
ネジ穴が合わない時は結局・・
諦めてボディを加工するのさ。
まずは、既存の穴をふさぐ。狭い穴ならつま楊枝。ガバガバなら3mmの丸棒をタイトボンドでぶち込み、1日放置。その後ホビー鋸かなんかで切り落とす。
穴埋めにはこれなんかもいいらしい(おっさんは未経験です)。
ちなみに、穴の開け方にも少し工夫が必要。
ついつい一気に3mmのドリルを使って一気に穴を開けてしまったりするのだが、そうするとネジの先の部分がガバガバになったりする。ネジは先端に向かって尖っているからね。
なので、2mm位の穴を開けてから、浅く3mmのドリルを使ったりするなどのひと手間が割と重要だと思う。
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