オークションで中古ネックを買ったら・・・
最高ですた。\(^_^)/
でも、ボディに微妙に合わなかったりして、加工が必要だったので、中古ネックを買う時には色々気を付けた方がよさそうだねという話です。
ネックの購入&チェック
今回は某オークションでフェルナンデスFR-65Sのネックをお買い上げしました。お値段1,480円。送料込みで2,500円程度ということで、とってもお安い(*^_^*)
ワンチャン日本製ということで、弦高を下げたいと思っていたおっさんは飛びついたのでありますた。
ということで到着。
早速チェックする。
ここまでは良かったが・・・
ヒールがボディに合わん・・・形状をチェックし忘れた(;´Д`)
ストリングガイドの存在も忘れていた・・・
フレット、ナットなどは問題なく、むしろすでに出品者さんの方ですり合わせ済でラッキーだったのだが、ちらほらと既存のボディに合わない点がありますた。
安いのはいいが、それ相応の手間は必要なんだよなあ・・・(;´Д`)
加工をする
結局ヒイヒイ言いながらヒールの加工をする羽目になりますた。
ということで、完成
懸案のオクターブチューニングもOK。
弦高も概ねFenderの公式セッティングまで下げることができた。
(参考)Fenderの公式セッティング 注)17フレットと弦の間を測ります。
Neck Radius String Height
Bass SideTreble Side 7.25″
9.5″ to 12″
15″ to 17″5/64″ (2 mm)
4/64″ (1.6 mm)
4/64″ (1.6 mm)4/64″ (1.6 mm)
4/64″ (1.6 mm)
3/64″ (1.2 mm)
ああ・・弾きやすい・・。
ということで、結果オーライでした。
まとめ
中古で安いネックやボディというのであれば、定石通り?フェルナンデス、アリアプロあたりは安く手に入るのでお得かなと思います。
品質的にもワンチャン日本製!!ということでリスクを冒す甲斐があるってものだ。
ただ、オークションで買うのであれば、ざっくり分けると
- 出品者側の問題(チェック・説明・写真が不足、調整不足)
- 落札者側の問題(仕様確認漏れ)
という2つの問題があるので、写真と商品説明文を穴を開くほど見つめるのが良いと思いまつ。今回のケースでは、おっさん側のチェックが甘かったので、落札者側の問題と言えますが、商品説明欄にちゃんと書かない人もいるので、用心した方がよいです。
チェックする際のポイントとしてはこんな感じかと(漏れもあるかもしれないのだが)。
- フレット数(21F、22F、24F)
- つば出しか否か
- スケール(レギュラー、ショート、ミディアム)
- ネックの幅
- ネックの高さ
- ヒールの形は、直線かU字か
- ネックの反り(順反り、逆反り)
- フレットの浮き
- フレットの減り方(すり合わせ、最悪はフレット交換が必要になるかも)
- 指板のR
- トラスロッドに余裕があるか(回しきっていないか)
- ペグの穴のサイズ(ロトマチック、クルーソン)
- ストリングガイドの有無
- ナットの有無
- ヘッドの形状(好みに応じて)
- フィニッシュ(ラッカーだとスタンドのゴムで黄変したりするので)
最後に。安ネックといえば中華ダヨネ~!
今回、最後まで悩んだのが、中国ammoonの激安ネック。Amazonで3,500円前後で売られています。
安いけど・・・
まあ「ヒールの幅が仕様より広い!」「梱包がキタナイ!」「打痕がある!」「フレット交換しないと使えなかった!」「要木工!」という阿鼻叫喚wwのレビューが多い、多いwwwwwwww
どうやら、品質にバラツキがあるようですな。保管、梱包、発送も日本だから適当でいいやみたいな感じですかな(;・∀・)
手間がかかる点では中古ネックと同じであるが、オークションなどではモノ自体の問題というよりも説明不足が問題になることが多いのに比べて、作り自体が適当なので、改善する価値もあるのかどうか・・。
正に、Born To Be Junk。なるべくしてなったジャンク。
流石に爆発まではしないと思うが、同じような値段でフェルナンデスの中古ネックあたりを買った方がナンボかマシじゃないでしょうか。
まあ、暇になったらネタで買ってみようw
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