rocksmith2014とセットで買ってしまった「フォトジェニック エレキギター ストラトキャスタータイプ ST-180/SB」(愛称:フォト吉)。
なんだかんだで、使い始めて3ヵ月が経ちました。
見た目や音はもはや別のギターだけれどもw
ということで、これから買う方の参考になればと思い、感想や気がついたことを書いておきます。
工場出荷状態
- サドルのオクターブチューニング調整用のビスが1つだけビヨンと飛び出ていた。すぐに修正。
- 弦高が高い。オクターブチューニングも怪しい。
- ピッガードに貼られているビニールはノブの下までしっかりと貼られているのでを剥がすのに一苦労。お陰で、初日からノブの取り外し方を学習したわいw
- ピックアップの出力が低いんで、ドライバーでピックアップの高さを上げないと駄目やった(結果、ノイズも増えるがw)。そんでも、rocksmith2014だとデフォルト状態だとボリュームが小さい。入力ゲインをマシマシする必要があります。
- ペグのナットがしっかりと締まっておらずユルユル。
- でも塗装とか普通に綺麗だと思う。
- これを言うと酷かもしれんが、ナットの両端が丸められておらず、当たるとちょっと痛い。
使ううちに判明したもの
- 他のギターはどうか知らんのだけど、ペグの穴が10mm以上で、ガバガバ。元から付いているペグも10mmなんだけど、ガバガバのところをナットで締めている(ナットもユルユルだがなあw)
- オクターブチューニングしたら、ブリッジのコマの下に引っ掻き傷がついちゃったw金属の剛性が低い。
- ネックにビス穴が8つありました。当りキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!どうやら失敗して穴を開け直したようです。流石中華だぜ!適当すぎるわwパテで埋めますた。
- ボディのネックポケットに開けられた穴が垂直ではなく、ビスが斜めに入っておるんですが・・・。
- ブリッジ裏の弦アース線がボンドで止められてた。通電してればOK!!てか。
- トレモロブロックが小さい&ダイカスト製。こちらを参照のこと。
- フレットの引っ掛かりはあまり気にならない。言われるとちょっと引っかかるような気はする程度。
- ネックの反りとかは確認してないけど、大丈夫だと思う。
- チューニングがすぐに狂うことはない。
- ザグリは、SSS型だけど、弁当箱との中間くらい。ブリッジにはハムバッカーが載せられる。
- うちの環境だと、ピックアップがPCのノイズをかなり拾うのでノイジー(ちなみに現在のハムバッカーをコイルタップした状態と比べると格段にノイジー)。キャビティ、ピックガードに銅箔テープ貼り付けて散々ノイズ対策をしたのだが、ややマイルドになる程度だった・・・。
肝心の音は?
言葉で言っても分からんので、比較動画を見て判断して下さい。色んな比較動画の中でこれが一番分かりやすかったです。
総評
フォトジェニックST-180悪くない。今、楽しく練習ができているのは、このギターのお陰。
1万円を出すだけで、ギターを始めることが出来るなんて、Chinaありがとうw
色々書いてしまったが、質に関してもおっさんみたいな下手糞が弾く分には問題のないレベルをクリアしていると思う。見た目も悪く無い。
まあ、もう一本買えと言われるとちょっとなあとは思うけど。良く言えば調整の勉強になりますよ。お陰で一通りの調整はできるようになっちまったw
あと、おっさんみたいにハズレを引いてネックのビス穴6つとかの可能性もあるけど、当りを引いている人もいると思う。
誰かが動画で、ギターは5万円を切って安くなればなるほど、悪いギターに当たる可能性が高まるみたいなことを言っていたけど、頷けるなあ。確率論なんだよね。当りを引けばラッキー。ハズレを引いてもこの値段なら仕方ないと。ネット上で意見がバラつくのは仕方ないと思ふ。
品質がバラつく理由は(追記)
このphotogenic、キョーリツコーポレーション(以下、キョーリツ)のプライベートブランドになりまつ。キョーリツは、B.C.Richなど有名ブランドの正規輸入代理だったりしますが、自社ブランドの楽器も取り扱っているのですな。とはいえ、製造はあくまでも海外の委託工場のようでありまつ。工場側からするとOEMでギターを供給するっちゅうわけですな。
で、どうやら、製造時期(ロット)によってこの工場が変わっているんではないかという話なんです(あくまでも推測です)。そもそもこのOEMの受注というのは大手の工場でもやっている話で(コンビニで売られているプライベートブランドの商品なんてまさにそうですね)、工場のラインを遊ばせておくよりも稼働しておく方が収益は上がることから(人件費などの変動費が安いという前提が必要ですが)、大手の工場でも安値で受注する訳ですな。
photogenicについては、China製が多い(全部?)のですが、どうやらB.〇.Rich等の色んなメーカーが製造を委託している工場の一角で、粛々と作られているんではないかという話なんです。そうすると、その工場が例えばS〇uire By F〇nderの大口受注が決まるなどして稼働率が上がれば、キョーリツに対して「この値段じゃできませんわ」と強気に出ることは必然な訳で(若しくは単純にその工場が契約ロット数を満たす→契約満了という場合もありますが)、じゃあ別のところで製造しますかということでめでたく工場変更になるわけです。ボディ材も以前はアルダーだったのが今じゃバスウッドですから単純にコストカットの側面だけでなく、製造工場が変更された影響もあるんではないでしょうか。工場が変われば、製造品質も変わりますので、それが時期(ロット)によって品質に差が出るということになりまつ。
まあ、最終的には日本側の検品体制が十分なら、品質はある程度確保できるはずで、安い割には割とよくできている(センターズレもないし、トレモロもフローティングしているし)というのは、それなりにキョーリツの品質管理がしっかりしているんではないかと思うのです。ネックの穴なんて分解しないとわからないしねw
ちなみに、S〇uire By F〇nderですが、Bullet、Affinity、Standard、Vintage Modified、Classic Vibeなど色々なモデルがあり、Standard以降のプライスレンジからは普通に品質もいいんですけど、作っているのは老舗ギターメイカーであるCort Guitars (Cor-Tek Corporation)とかSamick Musical Instruments Co., Ltd.のインドネシア工場(どちらとも韓国企業です)だったりしまつ。
文句言いまくるために高単価
ギター始めるためのマジ買でしたからねぇ(‘ω’)ノ
改造病はここから始まった・・・・
こんにちは
この『 ウンチク 』には
なんとなく納得できますね
ご自分で買ったエレキ・ギターの感想について
主観を中心に、初心者へのアドバイスとしても
親切な印象と受け取れます
いまや格安ギターが氾濫していて
初めてのエレキ・ギター選びに
迷っている少年少女、中高年オヤジに至るまで
あふれかえる情報に惑わされて
きっと困っていると思います
私は最近、数か月の間、立て続けに
①レ〇ェ〇ド
②セ〇ダ〇
③Pro ツー MAC
と買っては売って、買っては売ってを
繰り返したあげく、落ち着いたのが
バッカスでございます
普段はギブソンさんの
レスポール殿を使っていますが
安価なストラト・タイプって? と
興味津々、渡り歩きました
いやはや、巷の情報も大切ですが
なによりも個人の好みと妥協点が
とても重要だと痛感いたしました
ありがとうございますw
結局、(音、見た目の)好みと予算との妥協点ですね~(‘ω’)ノ
それと、ギター遍歴凄いですね。お次はプレテクでも・・・?www
どぉ~もデス
もはやギター歴は、まったく
上達のないまま、50年を過ぎました
初めて買ったのは、右も左も
まったく分からないまま
近くのレコード屋さん(楽器屋さんではなくて)で
無名のセミアコを9000円で買い
ひたすらド・レ・ミ・ファを
覚えたものでした
当時はお金がなくて当たり前でしたから
1弦~3弦の、どれかが切れたとき用にと
切れていても取っておいた、4弦~6弦の
マキマキを必死にほどいて
プレーンにして張り替えた記憶があります
(ただの貧乏なだけでしたが)
今となっては懐かしい(おぞましい)思い出です
そんな中で、フッと気付いたのが
ギター本体の性能は、さることながら
弦の選択を誤ると、気持ちやイメージに
大きなダメージを与えてしまって
ガッカリしてしまうことでした
やわらかい弦はチョーキングなどには
申し分ないとしても、ピックのアタック時や
バッキング時には、フニャフニャの音になる傾向があり
かたい弦だと、音量やアタックは良いとしても
ただただ指が痛くなって挫折してしまう
この辺りは実際に購入して試すしかないので
先行投資という気持ちが必須だと感じました
長々、すみません
また、カキコさせていただきますね