IbanezのAM93QMに唸った

以前、Ibanezの安いセミアコ(Art Coreシリーズ)を買ったのですが、ちょっと辛口な感じでレビューしてしまったとです。

IbanezのセミアコAM73D-ATFを中古で買ってみた

これが大体2年前位のお話。

そして最近、Art Core Expressionistという、ちょっと良いグレードのArt Coreシリーズが出てきており、

うーん欲しいなあ・・・

とマイニュー症候群を発症(;´Д`)

中でも、「AM93QM」という見た目が良い割に値段がそこそこのギターが、デジマートで中古で売られており、

電車の移動中だったけど、その場でクリックしてしまったバイ(はあと)。

ということで、Ibanezの箱モノのリベンジでAM93QMを買ってみたというのがこの記事のテーマであります。

結論から言うと、見た目も良くて軽いので、すっかり気に入ってしまいましたよ(*´Д`)

だったので、語りたくなってしまったわけですわ。

スペックが高い割に割安

島村楽器国内市場独占販売モデルという力の入れようだけあって、HistoryとかCoolZとかによくあった傾向で、割安なんだけどスペックがやや高めに設定されてるヤツなんですな。

Ibanez AM93QM-AYS

Neck type:3pc Nyatoh/Maple set in neck
Body:Quilted Maple top / back / sides
Fretboard:Bound Ebony fretboard w/Acrylic block inlay
Fret:22 Frets / Medium frets
Bridge:ART-1 bridge
Tailpiece:Quik Change III tailpiece
Neck pickup:Super 58 (H) neck pickup
Bridge pickup:Super 58 (H) bridge pickup
Hardware:Gold Hardware

実売:新品で10万円前後

生産国は、インドネシアです。いつものIbanezですね。

以下では、もう少し踏み込んでこのギターの特徴を見ていきたいと思います。

箱鳴り感はやや少なく、ソリッド感が強いか

生鳴り自体はかなり大きい印象ですが、「箱鳴り感」は薄い印象かなぁ。( ゚Д゚)y─┛~~

  1. キルトメイプルのベニヤを貼ったいわゆるラミネート・メイプルのトップであり、
  2. 更にAMシリーズという小さく薄いボディの構造

ゆえかソリッドギターの生鳴りに近い印象です。ウレタン塗装という理由もあるかもしれない。

それと、比較対象としているギターが単板のスプルース・トップのセミアコなので、どうしてもソリッドな印象が強くなりますね

しかし・・・

アンプに通せば、ジャズらしいふくよかな音を出しおることよ。

おっ!?って感じですね。なんやこれ・・・いいやないけ

銘器と名高いピックアップ(Super 58)

ゴールドの色があせているが立派なSuper 58です。

ピックアップなんですが、Ibanezの力作である「Super 58」なんですな。

巷では銘器と言われているらしい。(*´Д`)

どうでも良いのですが、”めいき”の漢字を間違えて書くとアダルティなことになってしまって大変ですね。youtubeだとBANがありますが、ブログもAdsenseで広告が非表示になったりするんだよね。

傾向としては温かみのあるぶっとい音がバッッゴンと出てくる感じ。ダンカンのSH-1n 59みたいなスッキリとしたビンテージ系の音とは違った図太さがある。Jazzっぽさを追求してるのかなと。

Ibanezオリジナルモデルなんですが、Ibanezの箱物ラインナップの中では、定価10万円以上の中級モデルから30万円位のモデルにまで搭載されているようです。

それより下のモデルはごくごく普通のハムバッカーであるClassic Elite(≒韓国産のLPC210-CR?)が載っていたりで、注意が必要。

Ibanezにおけるエントリーからミドルクラスの箱物はピックアップがSuper 58か否かで判断したほうが良いと思う。ヤフオクとかにもArt CoreのAS系が割と頻繁に中古で出品されますからね

ネック周りは調整が必要との印象

デザインは格好良いね

やはり、インドネシア製ゆえの若干の粗さは覚悟しないといけませんな、と。

ペグは割とチューニングが狂いやすい印象。直ぐに交換できるので大勢に影響はないけど、やはりインドネシア製の弱い部分だよね。直ぐ交換しよう。

それと、フレットエッジは問題ないけど、弦高をかなり下げようとするとビビるので、気になる人はトラスロッドの調整やすり合わせなど、調整が必要になってくるよね。ワシもすり合わせしたんだよね。やっぱり全然違いますよ。

ボディが小さいのはいいことかも

ボディの小ささは、かなり利点かもと思う。

ワシが持っているソリッド用のセミハードケースにギリギリにハマるサイズなんですな。つまり、初めて箱物としてAM93QM買う人でも、既存のケースが使えるかもって話なんです。

335あたりだと、ケースはそれ用のサイズのものを買う必要あるんですが、ケースって意外と高いですからな。ハードケースは重いし、標準のソフトケースだと安っぽいし、箱モノのケース問題って結構あるよね。

結論

持ち運びとか、見た目、コスパ、音を考えると、かなり良いラインを突いている感がありますね。値段についても、初めてのギターとかサブギターとしてもヒットゾーンだよね。

あと、Art Core Expressionistのヘッドストックはやっぱり格好良いんだよね。Art Core自体はややチープなデザインの印象なんだけど。

総じてかなりオールラウンドに使えそうな良いギターとの印象ですが、Super 58の音から見ると、やはりJazzっすかねぇ。

もういくつ買うとJazzが弾けるようになるかな?なお、一生無理な模様(;´Д`)ぐはぁッ

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