巷って言っても、USAでの話だけどね。
これは、さる6月22日にWashingtonpost紙に「Why my guitar gently weeps (俺のギターがひっそりと泣く理由)」という記事が出たのが始まりだった。
この記事をザックリと要約するとこうだ(適当な意訳でスンマソ)。
- ギター・メーカーは増えているが、市場は縮小している。→エレキギターの出荷本数はここ10年で1.5百万本から1百万本弱に減った。Gibsonの売上は21億ドルから17億ドルに。オーディオ機器・DTMに進出(買収)した。Guitar Centerは16億ドルの負債を抱えている。Fenderの売上は、6.75億ドルから5.45億ドルに。学習サービスへ進出した。ただし、PRSはギター販売で堅調。
- 昔と違ってギター・ヒーローがいない。→ただし、Taylor Swiftのお陰で女の子の学習者が増えた。
- そもそも打ち込みで十分じゃね?
どうでしょう?
気をつけたいのはこの記事がUSA国内メーカーに限っての話だってことで。
普通に考えれば、支那国とか東南アジア産の安いギターの出荷量が増え、USAのメーカーのシェアが食われているんじゃね?って話で。
家電製品と似たような話で。ちなみに、FGNって欧州で結構売れてるんじゃないっけ。
ギター人口についてもUSAにおいては減っているのかもしれんが、世界的に見たらギターを弾いている人って増えてるんじゃないかな。ピアノもそうだけど発展途上国で一般人の所得が増えることで、楽器は普及していくからね。
結局、この記事って単純にUSAの人が自国の会社ことだけを考えてギャーギャー騒いでいるだけの話に過ぎないんじゃねという・・・w(じゃあ、記事にするなって話か!?・・スマソw)
星野楽器(Ibanez)とかのギター・メーカーを抱える日本にとっては対岸の火事って話とも言えないけどね。状況は似たようなはずだから・・・。
でもまあ、安い労働力を当てにして海外製造に舵を切ったのがそもそもの発端じゃないですかね~。
アジア製のギターにロゴを付けて売るから、ギターの音はヘッドストックから出るwwみたいな笑い話になる訳で。
GroteとかCortとか、今やベトナムのIYV Guitarsなんかが、厳しい品質管理で鍛えられて、Amazonやらのネット販売で台頭し始めて来ちゃってるからね。
星野楽器みたいにデザインと設計に強みがあればいいけど、有名メーカーのコピー品を海外で作らせてコスパ最強みたいな商売は好かんなあ・・・。
まあ、糞安い値段でphotogenicを買って喜んでいるおっさんが言えた義理じゃねえかw
ま、消費者としてはギターが安く買えてむしろ嬉しいんじゃねっていう結論じゃないかな、結局ww
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