ようやく、待ちに待った塗装タイムだぜ・・・。
ギターにスプレーを吹く
屋外でスプレーで塗装なんて庭もないし、公園でやったら不審者乙で逮捕されるんじゃないかwと思い、お風呂場を作業場とすべく、買ってあったブルーシートを壁に張り付ける。一応換気扇もついてるし、お風呂場の引き戸を開けておけば換気も大丈夫だろう・・・
と思ったのが甘かった。化学物質の臭いがお風呂場だけでなく居室まで充満したではないか。異臭騒ぎになるかとヒヤヒヤしたぜww
また、塗料がかなり飛散することにも気がついた。幸いにして(黒い)粉が飛散する感じなので、雑巾や掃除機で簡単に掃除することができたが、養生をしていない風呂場内の部分にとどまらず、居室まで黒い粉が飛散していた。
あと、マスクしても普通の安いやつだと吸い込んでしまうね。鼻くそが真っ黒になったわw
やっぱり、完全に密閉しないと駄目なんだね。反省。
次回やるときは、取り回しが面倒なブルーシートじゃなくて、例えばゴミ袋とか半透明なビニールでお風呂場を完全に養生した上で、密閉した状態でやらんと駄目かもしれん。
スプレーを吹く際の注意点
色んなサイトにも、そもそも缶の説明欄に書いてあるのだが、最初の一吹きはギターを外して、そこからギターを横断するような形でシューッと水平に吹き付けていくのが一番綺麗にいく感じだった。
最初の一吹きをそのままギターに吹き付けた場合、そこだけ塗りが厚くなって不自然になってしまう。
あと、20~30cm確実に離すことを心掛けた方がいい。近すぎるとシューッと吹き付けたときに泡立って気泡が入ってしまったりするからだ、このぶつぶつが結構厄介で、あとでペーパーで研がないと気持ち悪い状態になる。
乾く時間も結構重要
スプレー缶には、「乾燥は冬季(10℃)で50分。重ね塗りする際は倍の時間を置く」と書いてあったので、2時間を置いて重ね塗りした。
でも実際は、室温が5℃位しかなかったせいか、ちょっとベトベトした感じで、強く握ると指紋が付いてしまった。
あと、乾いてくると変な線ができてたり、全然様子が変わってくることに気がついた。やっぱり十分な時間を置いて乾ききってから重ね塗りしないとダメなんですな。
塗装の反省点
結局が方針がかなり間違っていたというか、塗装スプレーを吹き付けた後は、しっかりとサンディングペーパーで研いで、クリアを吹き付けるというのが正解なんだろうなと思う。塗装だけだと強度が弱かったり、見た目もキレイにはならない。当たり前なんだろうけどね。
あと、下地の処理はとても重要で、ちゃんパテとか使って凸凹を埋めとくべきでした。あとでガタガタが目につきます。これって結構目立ちます。
そして、今回は塗装がかなり薄いのだが、そのせいもあってキズには滅茶苦茶弱いですw机にぶつけたら壮絶に凹んだという悲しい事態w
リフィニッシュ後の音は?
ということでなんだかんだで組み立てたのだが、電装系についてはいつも通りwトーン回路を切ってしまって、バイパス手術をした。
あと、妙にノイズを拾っても嫌なのでキャビティのフタの裏に貼ってあったアルミシートは剥がす。キャビティ内の電導塗料は面倒なので放置した。
そして、音出し。
結果、んんっ?妙にノイズが減って、硬い音になったな。結構もともと低音がルーズというか泥臭い感じで、高音がギラッと出るかんじだったのだが、とてもタイトに上品になってしもうた。
確かに電装系はいじっているのでそこで何かしらの影響があったのかもしれない。
ボディの生鳴りが皆無ということが関係しているんだろうか?
変形ボディとストラトで比べるのは間違っているのだけど、たった1万円で買った(勿論、手は加えまくっているが)photogenicと比べて、Warlock Oneの鳴りと振動が全然無いんだよね。フィニッシュ前の鳴りとは比べようがないのだが。とはいっても、安ギターの特徴として生鳴りがやたら大きくて、アンプを通した音が残念ということがあるようなので、あまり気にしないほうがいいのかもしれない。
もしかすると、何度も水洗いしたせいで、水分が残ってるいるかも・・・。
追記
どうも、ボディの木材がバスウッドなので、薄くて柔い塗装だと抜けが悪くなるみたい。やっぱり厚めのカッチカチの塗装が正解なのかなあ。
最後に
ということで、おっさんの初めてのリフィニッシュは幕を閉じたのであった。本当に失敗だらけのリフィニッシュでしたw
そこそこ満足はしているんだけどね。というか、今はお腹いっぱいというのが正直なところかな。左手も壊れてしまったしね(´・ω・`)
まあ、なんだかんだ色々書いてきましたが、是非反面教師として参考にしていただきたいところですw
次はツキ板+ステイン着色+クリア塗装にしよっかなあ~♪
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