断線寸前のAKGのヘッドホンK601をリケーブルしてみた

リケーブル前のAKG K601

AKG K601。おっさんの主力のヘッドホンだ。てか、これしか持っていない。

6年位前に、サウンドハウスから並行輸入で購入したものだが、ノーメンテナンスで過ごしてきた為に様々な不具合が発生してきた。

臭いがやばい

まず、耳回りに当たるクッション部分が異臭を放つようになったw

所謂おやじ臭でしょうかw

流石にやばいと思ったので、イヤーパッドを取り外して洗剤で洗ったお陰でむしろ良い匂いになり、この問題は一丁上がりって感じなのだが、致命的な問題があって、たまにケーブルのポジションを変えないと片側しか音が鳴らなくなってしまったのであった。

遂に恐れていた事態、”断線”がキタか・・・。

ケーブルのゴム劣化による断線か?

どこが悪いんだ?と思って見るとケーブルのゴムが固くなっており、ひび割れしているではないか。

ヘッドホンケーブルの断線

瞬間接着剤は何の役にも立たず

断線確定じゃん。

慌てて、瞬間接着剤に塞いでみるものの、全く意味がないどころか、とどめを刺してしまったようで、完全に片方からしか聞こえなくなってしまった。

あああ、やっちまったなあ。

おっさんのようにPCにすべてのオーディオ・ビジュアル環境を統一していると、大打撃である。

買いなおすのも嫌なので、修理方法を色々調べてみると、リケーブルができるらしい。

リケーブルの材料を調達

早速、正規の交換ケーブルを探してみると、Amazonで2,500円程度となっている。

まあ、この位ならいいか・・・、とも思ったのだが、どう見てもショボいケーブルだし、半田付けはしなくてはいけないし、せいぜい今までと同じ音質しか期待できないということを考えると、サウンドハウスとかで普通に汎用のケーブルやプラグを買って自作した方がいいんじゃね?という気になってくる。

値段も、せいぜい600~700円で済んじゃうしね。

じゃ、ま、やってみますか、ということで、サウンドハウスで以下のものを調達しました。

  • ケーブル:MOGAMI 2534(音質がフラットって話を聞いて)
  • プラグ:AMPHENOL ACPS-GN (見た目がかっこいいから※ちなみに、線が2本入っているのがステレオです。モノラルを間違って買わないように)

しめて658円なりw

明らかにケーブルが太いね

んで、とどいたので作ってみる。相変わらずサウンドハウスは早いねえ。

>>MOGAMI 2534の商品ページ

工作のお時間

K601の分解

ピンを網の目に突っ込んで反時計回りに回すと外れます

K601の配線

内部のふたを取り外す必要がある。ねじが上下に2つ。ねじ山は小さいので精密ドライバーが必要。

この工程が一番大変かも。ふたにツメが2本ついていて、ふたを押すようして試行錯誤した結果、ようやく外れた。古いものだし、次に開けるとツメが折れるかも。

取り外したふた

取り外したふた

K601の配線

配線はこんな感じ。線が細いし、チープな感じがしますね。

ちなみに、配線に関しては、次のページが役に立った。

http://www.head-fi.org/t/514676/replacing-the-cable-on-an-akg-k601

簡単に書いておくと、

  • 黄色→左チャネル(hot)
  • 白→左チャネル
  • 赤→右チャネル(hot)
  • 黒→右チャネル

取りあえずここまでやっておいて、次はケーブルのプラグを作る。

ヘッドホンのプラグ分解

AMPHENOL ACPS-GNを分解したところ

プラグの配線を半田付け

半田付けをする。このケーブルの線は、白と青の2種類なので、白の2本をcoldにした。青はどちらが、左右になるのか分からんが適当に半田付けw

プラグの配線を半田付けする前に、中と外のカバーを先にケーブルに通しておく必要がある。先にやっておかないと、座薬よろしく、ケーブルの反対側の端からカバーを通さなくてはいけなくなる。ってか、やってもうたw

完成したヘッドホンプラグ

プラグが完成

お次は、ヘッドホンの配線にとりかかる。

青の線はどちらが左になるのか右になるのかわからないので、エイやで半田付けしたw白は原理的にどちらでもOKのはず。

青の線はどちらが左になるのか右になるのかわからないので、エイやで半田付けしたw白は原理的にどちらでもOKのはず。

さて、合ってるかな・・・。以下の動画を再生して確認してみる。

結果、外れましたwwwクソがww

左と右のケーブルを交換して、再び半田付け。面倒w

よしよし。これで大丈夫だ。

リケーブル後のK601

リケーブル後のK601

なかなか格好良くなったじゃありませんか。

音も太くなった印象。

もともとこのK601は、解像感が高く、高音が綺麗な半面、低音が弱いという印象だが、リケーブル後は全体的に低音から中音域がより前にでるようになったような気がする。

まあ、プラシーボですかねw

ちょっと大変だったけど満足かな。純正のケーブルを付けるより絶対いいと思うw

追記

その後、恐れていた事態が発生・・・

線の重さでケーブルが外れそうになり、なんとか半田だけでぶら下がっている状態になってしまった(分かりにくくてスミマセン)。

実は、純正のケーブルには被覆のエンド部分がヘッドホン内部の留め具に引っかかるように加工がしてあって落ちないようになっているのだが、今回導入したケーブルには勿論ついていなくて、更に悪いことに内部の留め具も2つのうち一つがぶっ壊れてしまったことが理由なんである。

ということで、2秒ほど沈思黙考した結果、修正方法を思いつき、直してみた。その結果がこちら。

クリップが留め具に引っかかっているのが分かるかな?

そう、クリップを外から被覆の中に突っ込んでそれをフックにして留め具に引っ掛けてみた訳です。

音も問題ないし今のところ外れる気配はない。留め具がぶっ壊れたら、次はどうなるのかちょっと恐ろしいが・・。

 AMPHENOL ( アンフェノール ) / ACPS-GN



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