今回は、番外編としてフローリングの傷や凹みを直す方法を書こうと思う。
なんでこんな当ブログのテーマから思い切り外れるテーマで書こうかと思ったかというと、そろそろ引っ越したいなあと思い、敷金の強奪を回避するために床の凹みを直そうを思ってググった結果、上位表示されたキュレーションサイトとかアフィブログにまんまと引っかかり、書かれている方法を試してみたら大失敗し、こりゃ気をつけなきゃいかんで~と言いたかったというのと、今まで学んできたギター塗装の技が実際に役に立ったからである。
スチームアイロンで直るわけないだろ
さて、さっそく内容に入って行きたいが、まず言いたいのは、スチームアイロンを当てて凹みを温めると水分で凹みが膨らんで傷が目立たなくなるという情報は眉唾だということだ。
そんなことしたら、熱で床の塗装が剥げるわ!!
ていうか、剥げたわ!ショックでこっちまで禿げたわ!
ギターの塗装を剥がす際は、アイロンを当てて塗装を溶かして剥がすというのが方法の一つとしてあるが、床だって同じという話でね・・・。
だから、アフィブログを信じちゃいかんということ。結局、自分なりの方法で直すことにしますた。
床の凹みを埋める方法
さてどうしようと思った時に、余ったサンディングシーラーがあったことを思い出す。
こいつは、ニトロセルロースが入っていて速乾だし、肉厚に仕上がるので、凹みくらいは簡単に埋まる(有機ガスには気を付けましょう)。
凹み埋めの工程
今回修正する床の一部を近くで見た写真です。上2つの凹みと下の汚れをなんとかしたい。
まず、簡単にペーパーで表面を整える。おっさんは#400を使いますた。この時点で汚れは落ちた。
次に綿棒を使って凹みにサンディングシーラーをぽとぽと落とし、凹みを埋めていく。汚れを落とした部分も塗装がやや禿げたのでサンディングシーラーを薄く塗っておく。
そして、1時間くらい乾かして、凹みが埋まり切れない場合は、再度サンディングシーラーを塗る。そして、1時間後位に、サンドペーパーで平面にする。おっさんは、#120で荒く削ってから、#400で整えました。
ここまでの工程を経たのが以下の写真です。
遠目から見ると、ペーパーをかけた後はマットな状態になっていることがわかる。斑点のように見えるけど、それだけ凹みの数が多かったということです。俺がこんな傷つけたのかなあ・・。
近くでみると凹みの跡がやや目立つけど、埋まっていて平面はできている。
ワックスがけ
勿論、これだけじゃ終わらない。不動産屋に埋めたのが速攻バレてしまうので、ワックスをかける。
下の布は・・・いや、言うまいw(勿論、洗濯済みである。)
ワックスは数回塗り重ねる必要がある。
1回目
2回目
3回目
ワックスを3回塗り重ねると遠目からみるとほとんどペーパーの跡が分からなかくなりますた。
うむうむ上出来だのう。これで敷金を強奪されずに済むw
さて、近くでみるとどうか。
かなり目立たなくなったかな?ここまで顔を近づけて見ることはないから分からんでしょう。
まとめ
結構適当に作業をしたのだけど、なかなか良い結果が得られたのではないかと思う。
ギターリフィニッシュの余り物とはいえ、サンディングシーラーを使ったのは悪くない選択だった。乾燥も早いし、透明なので色合わせに悩むこともなかったからだ。
今回の教訓は、糞キュレーションサイトとか糞アフィブログを参考にするなってことですかな・・・。こいつら完全に他のブログからパクってリライトしてるだけだからなあ。これが医療情報だったら周知の通りの大惨事になりやすぜ、旦那。
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