GOTOH PICKUPSのピックアップを搭載し、ポットや配線を取り換えることで、やや元気を取り戻した感のあるJaguarのホギャーw
ただ、残念なのは、ネックのピックアップがモタるということと、若干音に面白みがないってことだ。ややおとなしくて、埋もれ気味のサウンドなんだなあ。
そこで、ピックアップの再交換を含め、色々考えた末、一つの妙案を思いついた。
「常時コイルタップ状態にして、シングルコイルで鳴らしてみればええんじゃね?」
これならお金もかからないし、もしかすると音も改善するかもという期待があった。
工作のお時間です
今回の工作は至ってシンプル。
黒はそのままにして、白と赤の半田付けを外し、緑をGroundから取り外す。
そして、白をGroundに半田付けし、赤と緑を半田付け、熱圧縮チューブで絶縁する。
サクッと完了!
さあ、肝心の音はどうでしょうか。
おおおお。これは、これは、意外に良いではないか!
シングルコイル的なサウンドがして、ディストーションがよく乗るし、ローがモタることもなし、元気に暴れる感じがかなり好み。しかも、相変わらず優等生的にローもミドルもハイも出る。
DuncanのAPH-bのコイルタップ時には結構か細い感じのシャランとした音がしたのだが、このピックアップの場合は全然傾向が違って、よりドライブする感じ。
ロックにぴったりじゃあ~りませんか。
こりゃかなりめっけもんじゃないでしょうか。
いやいや、かなり気に入ったわ。
次はリアもコイルタップしちゃおうかな。そうしよう。
そして、リアもコイルタップ
ということで、お次はリアの工作。
慣れたもんで、配線は10分もかからず終了。
さて・・・、気になる音は・・・・。
なんと、滅茶苦茶”抜ける音”に変貌。今までは、rocksmithの音の中に埋もれる感じだったのだが、しっかりと自己主張するようになった。結構ギャンギャンするが、個人的に好きなので全然OKだ。
何か、ハムバッカーの片方のコイルがもう一方を抑え込んでいたよう感じる音だ。ストッパーが外れて、暴れだしたような元気な音。
ノイズもあまり気にならない。
ようやく、フォト吉の音とはまた違ってグランジーというかロック的な個性のあるいい感じの音に仕上がった感じだ。Bostonとか弾くとちょっと自己主張が強めだけど、Nirvanaとか、しっくりくる感じ。
流石日本製は違うと、GOTOH PICKUPSのピックアップを勝手に見直したよw
後記
さてさて、勘の良い方なら、今まで間違ってパラレル配線にしてんじゃね?と思っていたことだろう。
そして、今回の配線修正によって、実はシリーズ配線になったから音が良くなったんじゃね?というツッコミをしたことだろう。
おっさんも、正直その疑問は常に抱いていたのだが、試しにドライバーで叩いた限り、2つのコイルのうち片方しか鳴らんような気がしたので、コイルタップOKということにしている。
でも、出力は逆に増してるような気がするんだよなあ・・・汗
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