近隣の騒音が酷く、現在引っ越しを計画しているおっさんです。
前回の引っ越しから8ヶ月しか経っていないにも関わらず、再び引っ越しとか・・。
引っ越し費用でギターがカスタムオーダーできてしまうやんけ・・・、ZEMAITISとかも普通に買えるな・・・(´・ω・`) ウウウッ
引っ越し先に漏れなくクレイジーな隣人がいるのは何でなの?やり場のない悲しみを夕日に向かって小一時間叫びたい。→不審者で逮捕されそうだからやめた。
で、新居を探しているのですが、引っ越しまでの数カ月この騒音と離れられない訳で、なんとかしないといかんとです。
と悩んでいたら、ソニーのノイズキャンセリングヘッドホン「WH-1000XM3」に救われたという感動秘話wです。
うちで起こった騒音被害
ちょっと概要をお話しますが、2ヶ月ほど隣に越してきた人がモンスターだったのです。
ドッスン、バッタンという暴れる物音はするわ、ウーファー/サブウーファーで低音をズンズン響かせるわ、ベランダがゴミ屋敷になってるわ、平日に1日中家にいるわ、見た目禿げのおっさんヒキニートだわで、キモいしうるさいし、なんですかこの生き物は!?
隣家から漏れた低音がスマフォで録音できるとか、ここは地獄の何丁目ですか?
ちなみに、最近こんな記事がありました。
「騒音で寿命が縮む…幹線道路沿いに住んでいるならご用心」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181208-00000023-nkgendai-hlth
騒音って、暴力だよなあ。何よりも悔しいよね。こっちは騒音を気にしてスピーカーも処分しているし、ギターだって生音なのにさ。
つうことで、不動産会社に訴えたのだが、大して効力がなかった。うーむ。なんだかなあ。
ということで引っ越しを決めました。
問題は出ていくまでの間どうやってこの騒音に耐えるかだ。
住宅騒音に対抗するには
まず最初に頭に浮かんだのは・・
ヤっちまうか
ということ。中華ヘッドレスギターならなかなか殺傷力が高いのではないかと一瞬妄想したが、北斗の拳の世界じゃないんで諦めた。
まあ、それは冗談ということで、残された選択肢としては、
- 防音材を貼る → 値段も10万は超えるだろうし、引っ越しするんだから勿体ない。そもそも重低音を防ぐのは無理なような。
- 耳栓をつける → 100円ショップで買えるし、お金がなければベストチョイスなんだけど、寝る時にもしているし、チャイムの音まで聞こえなくなりそうだし、なんだかアホらしいなあ。
- ヘッドフォンの音量を上げて対抗する → おっさんのAKG601(開放型)のヘッドホンだと漏れ聞こえる重低音が混ざって聞けたもんじゃない。
- スピーカーを買って爆音を響かせて対抗する → わざわざスピーカーを買ってまでやることじゃないね。
- 壁ドン → すんでのところで踏みとどまっているが、大人の選択肢としてはよろしくないわなあ。
ということで、現実的な対策って殆どないんだよね。
結局、耳栓かな?仕方ない・・と思っていたのだが、事態は急展開を迎えた。神は私を見捨てていなかった。髪は見捨てられているような気がするがw
唐突に現れた救世主
そんなこんなで我慢を重ねている最中、Googleニュースにヘッドホンの記事があって、ソニーの「WH-1000XM3」があることを知ったのですよ。
早速密林に探索に出かけると、ノイズキャンセルの性能が高いことが原住民のレビューから分かった。実際に住宅の騒音がマシになったというレビューまであったのだ。
おおっ、ほ欲しい。でも、ちょっと待てよ。結構高けえぞ・・・。どうすっかな・・・オラ金ないし。
おっさんは以前もソニーのノイズキャンセルヘッドホン(NW-Z1000シリーズのインナーイヤー型ヘッドホンだったと思う)のユーザーであったんだよね。電車内とかで聞こえるようなゴゴーというような繰り返しの騒音に強いイメージで、突発的な騒音もある住宅騒音はどうかなあと思ったんだよね。それと、超定番であるBOSEのノイズキャンセリングヘッドホンも借りたことあったんだが、住宅騒音に効くイメージはなかった。
だから、WH-1000XM3もどうなんだろうなあ、余裕で3万円超えるし、と思ってたんだけど、とりまマグロ漁にでも行くかとか考えている最中に隣から低音が響いてきて、もうたまらなくなったわけです。頭に血が昇りまくり気付いたら速攻でポチっていました。こんな買い方をする人が世の中にいるんだな・・・他人事のように感心したわw
WH-1000XM3の実力はいかに
そんな訳で早速届いたのです。
早速使ってみます。
まず、「密閉型」なので、取り敢えず頭に嵌めるだけでも密閉度が高いです。この時点で結構静かになります。
そして、スイッチオンにするとノイズキャンセリングが働くのですが、この段階で、し・・・・んとなり、おおっ!となります。例えると、雪が降り積もった日の朝って感じですかね。
こりゃ、一昔前のノイズキャンセリングのイメージじゃねえぞ・・・これが「ノイズキャンセリングプロセッサーQN1」の実力なのか、なんかよう分らんけど、凄い。
そして、今まで嫌で嫌で仕方なかった隣の騒音を待ちわびるようにまでなってしまったのだww
そして・・その結果、
今まで隣人の動きが手に取るように分かったのだが、もう全く気にならない。すげぇわこれ。
ドタンバタンとか音楽の低音については、ノイズキャンセラーの得意な周波数帯なんだろうね。それとも「NCオプティマイザー」が利いてるのかなあ。
その他、
- ガキが外でキーキー叫んでいる声は、聞こえるけどかなり小さくなる
- 近くでプリンターを動かすと、給紙のガチャガチャする音はしますが、ガーという低音は殆どカットされている感じです。
- 洗濯機の音がかなり遠くなり、音楽をつけると殆ど聞こえなくなる
- チャイムとかアラーム音は遠くから聞こえる。
これは本当にすごいと思う。ちょっと感動。
値段は高いけど、ストレスが無くなれば万々歳なんであります。ああ、マジで気分が楽になったわ。
抜け毛も減ったわw体重も減らないかなw
技術の進歩って凄いなあ・・・こんなノイズキャンセリング機能が進化していたなんてオラびっくりこいただ。
正に、住宅騒音の救世主といってもよろしいのではないか。
その他良い点・悪い点
良い点
- ワイヤレス(Bluetooth)なので、ケーブルがなくて楽。
- フィット感が良く頭から外れにくい。
- 音質は結構良いと思う。EDMとか好きな人は低音がビシバシ効いていて楽しいと思う。密閉型ということもあるけど、腹に響くような低音にはかなり驚きました。ただ、クラッシックみたいな音の広がりを求める人は、そもそも開放型のヘッドホン方がいいと思う。
- 設定(ペアリング)は簡単。
- 遅延もないと思う。
- バッテリーの持ちは十分だと思う(公式によると最大30時間)。一日中装着していて、夜中に充電すれば足りる感じ。
悪い点
- ACアダプターが別売りなのが、あれ?って感じ。デフォルトだとUSBケーブルをPC(しかも起動中)につながないと充電できないんじゃないかな。うちは、スマホのアダプターを流用しています。アンペアがちょっと少ないのですが、なんとかなっております。
あとから引っ越してくるひとは、どうしようもできないですからねぇ。
壁が分厚い物件か手頃な賃貸一軒家があればいいのですが。
映画とかも爆音で見たいですが、集合住宅だとちょっと無理ですね。
近所付き合いも減る近年、個人のプライベート空間だから何やってもいいという訳でもなく
もっと防振、防音が強化された物件を増やして欲しいともう今日この頃です。
賃貸だと分譲より投資対効果を上げる為に更に安普請に作るらしく、まともな物件は少ないらしいですね。レオ○レスなんて昔から騒音で有名でしたけど、結局界壁が足りないとか、ちょっと笑えませんwww
ちなみに、私の友人は都内の楽器24H可能のマンションに済んでおり、賃料も通常の1.5倍くらいかなという感じですが、物音及び苦情も結構ひどいようです。
私もたまには爆音で音楽を聞き、ギターを掻き鳴らしたいところなんですが・・・貸家に住もうかしらww
24H演奏可もすごいですね。それでも苦情があるのもなんですね。
スティーヴィー レイ ヴォーンとかフリーとか
超絶ギターリストやベーシストなら隣の部屋でも
いいかなと思いますwwwwww