以前、JaguarのホギャーwのピックアップをGOTOHのピックアップに交換したのだが、音には不満だった。
ちょっとブーミーというか、ハイ落ち?みたいな音。
これは、ピックアップを交換する前からの問題で、ピックアップの所為かと思っていたのだが、どうもそれだけではないようだ。
原因は何か?
ピックアップの所為ではないとすると、原因として考えられるのは、
- ポットがいかれている(既に温めすぎてガリが出ている)
- 電導塗料によるノイズ対策のせい
あたりではないかと思う。
ということで、ポットの交換、ノイズ対策を無効にするという2つの対策を打つことにした。
キャビティの中は電導塗料が黒く塗られている。
ここにポットからアースが落とされている。
まずは、こいつを外す。ブーミーになるくらいならやらん方がましだ。
そして、この電導塗料も邪魔、というか下手にノイズを集められても困るので、なんとか剥がそうとしたが、おそらく水性なんだが、なかなか取れない。歯ブラシとか、コンパウンドとか400番の紙やすりとか色々試したんだが、ギブアップ。あああ、面倒だ。おっさんには無理。
まあ、この位で勘弁したるわ、てか、勘弁して下さい。(´Д`;)ハアハア
さて、お次はポットの交換。
こいつにはもともと、トーンとボリュームがセットになっているスタックポットってものが組み込まれていて、トーンとボリュームの設定そのままにピックアップを切り替えができるんだが、正直使いこなせないのと結構高くてCTS製だと税込みで1,598円とかなので、あっさりと普通のボリュームポットにすることに決定した。
併せて、ノブも交換することにした。
で買うたのは以下の2つ。
ALLPARTS JAPAN ( オールパーツジャパン ) / MG Knob Set Inch Black (2)
ポットはCTS製のものでもよかったんだが、半田の乗りがよくて、結構暖めても大丈夫という実感があるフェルナンデス製のものにした。やっぱ日本製DAYONE-!DAYONE-w
う~ん、MADE IN JAPANの刻印が素晴らしい。おっさんは国産厨です。
配線は、もともとの配線を踏襲する。
なので、トーン無しの回路になる。いつもの無トーンw
シコシコと半田付けし、なんとかやり遂げた。
キャビティに格納し、お次はノブだ。
ちっさいマイナスドライバで締め付けるタイプなので結構楽。
ムスタング用だけど、実際、Jaguarでも使われとるから違和感なしやで。
肝心の音はどうでしょう
なんということでしょう。
ハイ落ちが無くなったせいか、ブーミーな感じが無くなった。
例えて言うなら、70年代→80年代後半くらいの音の変化かなw余計分からんかw
ようやく素直にピックアップの音が出るようになったような気がする。
改めて、GOTOHピックアップの音を聞いてみると、ブリッジは癖のないオールラウンダー的なサウンド。
しかし、ネックが凄い。
ブーミーではないのだが、ローが強烈に出る。
こいつにディストーションが乗ると、ズゴゴ・・・と凄い分厚い音になる。
ただ、惜しむらくはモタることだ。
ズゴゴとリフを引くとあからさまにローがモタっている。リード引けってことですかいな。そうだよな。
うーん、未だ完璧に好みとは言えんなあ・・・。まだまだ、改造は続きそうだ。
追記
後日、「GOTOHのハムバッカーをコイルタップすると結構よかった件」にてコイルタップをしてみました。
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