先日、ボディをオイルフィニッシュしてみて思ったのだが、思い返せばネックについてはリフィニッシュをしたことが無かった。
指板が表に来るからして、裏面については手触りを除けばあまり問題を感じなかったのだが、この際だからついでにオイルフィニッシュしてみようと思った次第です。
ちなみに、もともとネックの塗装はphotogenic ST-180という安ギターの王様だけあって、サテンフィニッシュなのだが、結局オイルフィニッシュ後も見た目はあまり変わらなかったというオチになりますw
塗装を落とす
#120、#240、#400という順番で既存の塗装を落とします。
ちなみに時間的には5時間以上かかっています。
今まで散々下地が残っていたり、磨きが甘かった所為で失敗してきたので、ひたすら磨きますた。
目で見て色が違う部分や、触ってザラザラしているところが残らないようにすることが重要だと思う。
まったく根気がない人間なのにも関わらず、何をやっているのかw
オイルで塗装する
今回も使うのは、ワトコオイルのナチュラル。
こいつを塗って放置。その後雑巾で磨きを繰り返す。
あれ、2回目で逆に光り方が鈍くなったような。とはいえ、ネックのヘッドをみるとなかなか良い感じになってきた。
その後、オイルをべた塗して1日程度放置。
ワックスを塗って終了
その後、ワトコのワックスを塗って乾かして、ウェスで磨いて終了。
こうしてみると、若干艶のあるサテンフィニッシュ的な感じに落ち着きますた。
より艶やかにするにはもっと塗り重ねないといけないのかもしれないし、そもそもワトコオイルとワックスだとそこまでの艶は出ないかもしれない。そもそも、ワックスの缶にはサテンと書いてあるからなあ。
まとめ
ラッカー塗装と違って、オイル塗装は場所を選ばないし、気楽でいいですね。根気さえあれば、適当に塗って、ぬぐうだけでそこそこの結果が得られるので、やっていて楽しいですわ。
ただ、それで結果的に最高の仕上がりになるかというと微妙なところで、まあ中華製ギター程度の普通のサテンフィニッシュかなと思う。
よりグロッシーな仕上がりにするには、まだ調査と研鑽が必要であります。
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