ボディ変えると音も変わるんかな~、一回試してみたいなあと思っていたのだが、この度、オクで中古のボディを仕入れて試してみますた。
ボディ入れ替えの対象は、フォト吉ことPhotogenic ST180。
フォト吉のネックとピックアップを含めた電装系を新しいボディに取り付けてしまおうという計画です。
ボディを仕入れる
今回は中古のボディをオークションで安く仕入れてみることにする。
ちょっと昔のフェルナンデスとか、国産メーカーの人気薄のやつがいいなあと思って見ていたら、Aria pro2 VP-450の抜け殻ボディ(どうでもいいけどAriaって聖闘士星矢っぽいよねw)を見つけた。
↓これの紫っぽいやつ。
このボディ、形もザグリもストラトとはちょっと違うんだけど、ボディ材が「ソフトメイプル」なのだ。かなり硬い材。面白いなあ。ザグリは弁当箱だけど1991年のAria proということもあって、かなり作りがきっちりしている。そして、つば出し22F対応。値段も送料を入れて3,000円を下回るし。
ということで、購入。
早速到着したわけだが・・・
それにしても、1991年製ということもあってバブルの残り香が・・w
これ↓と似てませんか?w
でも、実物をみても作りはかなり丁寧だと思う。やはり全体的に加工が丁寧ですなあ。
よおし、やる気が湧いてきたぞ~。
ブリッジの取り付け
フォト吉に取り付けているGuitarFetishの微妙なブリッジ(アームが入らない欠陥品w)は6点留めなので、2点留めのバイパー君に取り付けるためには穴を開けなおす必要がある(測ってみるとGOTOH製の2点留めの製品も合わないみたい)。
ロングスケールなので12フレットとブリッジのサドルまでの距離が32.4cmにならないと音痴マンになってしまう。なので、しっかりと測っています。
次にブリッジ支点用の穴を木ダボで埋める。ちなみに、この木ダボは、ホームセンターで買ってきた直径4mmの棒をカッターで加工して作ったものです。
今回は、バックパネルを新たに調達したので、古いネジ穴は埋めておくことにする。楊枝にタイトボンドを塗りたくってネジ穴にぶち込む。
バックパネルは、弦が通しやすいように、弦を通す穴の部分を加工して一直線にする。11.3mm間隔だと10.5mmのブリッジに弦が通せなくなるんだよね。これはフォト吉で体験済みだったので、反省を生かす。
ネックの取り付け
まず、ネックのネジ穴を埋めておく。何しろ最初から穴が8つほど開いているという中華クオリティのphotogenicなのである。
一晩乾かす・・。なかなかいい感じだ。
では、取り付けてみよう・・・。
入らんっ・・・(´・ω・`)
幅が合わずにネックポケットにネックが入らない。
ボディのネックポケットを削るしかないわい。
できた・・・・って高さも合わんやんけ~(´・ω・`)
試しにネックを取り付けてみると、弦が完全にフレットにくっついてしまう。ネックが高いんだね。
何故かというと、Ariaのネックポケットがphotogenicのそれより2mmほど浅いのだ。
念のため、GuitarWorksで売っているボディを調べてみると、ネックポケットのサイズはAriaと同じだった。やはり、Ariaのサイズがスタンダードなんだろう。
というか、photogenicがスタンダードだとはとても思えんw
つまり、ネックが高いということになるので、ネックを削って高さを低くする。
ここでドリルの出番だ。ハードメイプルを2mm削るなんて、人間の手では無理である。
しかし、すごい音と木くずの量でしたw
他の住人の皆さん申し訳ないw
しかし、木肌が露出しまくってるのはどうかと思う。ということで、部分的にオイルフィニッシュに挑戦してみるw
あっ・・やっちまった・・・
ネックポケットの幅が狭くて、無理やり足でネックを押し込んだら、バキっとツバを折ってしまった・・・。バカだなあ、俺。
ということで、壊れた部分をヤスリで整えて21F仕様にすることにした。これじゃRocksmithの一部の曲は弾けないなあ。
斜めっているように見えて、実際やや斜めっていて、センターズレを起こしていますw
ピックガードの取り付け
次はピックガードを取り付ける。
今回は、意図せずネックのツバが折れてしまったので、ネックを取り外さなくて済むようにピックガードを加工する必要はないのだけれども、バイパー君はボディの形状が特殊でピックガードも特殊なので、ストラト用のピックガードを購入した場合、ネジ穴の位置とか、ボディの形状にあった加工が必要になる。
今回は、いつもの通りw、1ピックアップとしたかったので、1シングル1ボリュームのピックガードを仕入れますた。でもやっぱりポン付けは無理だったので、若干加工する必要があった。
ピックアップの取り付け
ようやくここまで来た・・・。
最後に電装系をちょちょいといじって、ピックアップ(SSL-1)を取り付ける。
さて、肝心の音は・・・
うわっ、すっごいジャリジャリーンww
SSL-1をフロントからリアに持ってきて、弦もLaidBackの「0.10、0.13、0.17、0.26、0.36、0.46」から安いAria Pro 2の「0.09、0.11、0.16、0.26、0.36、0.46」に変えので、photogenicボディとはまるで比較にならないのだが、まるで違うw。
材の違い?・・いやいや・・・作りの良さによる違いがあるんじゃないかなw?
しかも、えらく弾きやすい。弦高が低いこともあるんだけど、弦のテンションが下がったせいもあって弾きやすい。Rocksmithの点数が平均で3ポイントは上がりますたw
今後は、すべて超ライトゲージの弦にするわ。これで握力が弱いおっさんでもチョーキングがまともに弾けるかなw
余談
余ったピックアップのAPH-1bをヘタレ初級魔術師たるWarlock Oneに付けますたw
う~ん、ちょっと大人しい感じがするなあ。アルニコ2マグネットだからなあ。やっぱりメタルはセラミックかなあw
宅弾きしかしないおっさんにとっては、大して音を加工するわけでもなく、正直BDSMのパワーとザラザラ・ギラギラ感+安っぽさwが懐かしくなるなあw
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