ドイツからのギター輸入にかかる日数と送料、関税などのまとめ

ドイツのネットショップであるThomannからギターを買ってみた。

昨今ギター好きであれば、Thomannからギアを輸入するというのはかなり有力な選択肢となっていますね。

ということで、Thomannからギターを輸入する際にかかる日数や関税を書いておこうと思う。

結論を最初にまとめておくと大体こんな感じです。

注文から到着までの日数 17日
送料(DHL&日本郵便) €50(6,100円程度)
関税 なし
消費税・地方消費税 5,000円
通関料 200円

ドイツから我が家に荷物が到着するまでの日数は

Thomannで出荷したタイミングで問い合わせ番号がもらえるので、まずはDHLでトラッキングができるようになります。

その後、国際交換局から荷物が飛び立ったタイミングで、日本郵便のサイトからトラッキングできるようになります。

こんな感じで、動きがある度にトラッキングされていく訳ですね。

状態発生日
(海外で発生した場合は現地時間)
配送履歴 詳細 取扱局 県名・国名
郵便番号
2019/12/10 16:45 引受     GERMANY
 
2019/12/13 00:34 国際交換局から発送   FRANKFURT/M GERMANY
 
2019/12/24 03:25 国際交換局に到着   川崎東郵便局 神奈川県
219-8799
2019/12/24 09:00 通関手続中   川崎東郵便局 神奈川県
219-8799
2019/12/24 16:52 通関手続中   川崎東郵便局 神奈川県
219-8799
2019/12/25 14:22 国際交換局から発送   川崎東郵便局 神奈川県
219-8799
2019/12/26 00:09 中継   ○○〇郵便局 ○○〇
○○〇-○○〇〇
2019/12/26 04:22 到着   ○○〇郵便局 ○○〇
○○〇-○○〇〇
2019/12/26 ご不在のため持ち戻り   ○○〇郵便局 ○○〇
○○〇-○○〇〇
2019/12/26 配達希望受付 配達予定日:12月27日 午前 インターネット・IVR  
 
2019/12/27 11:27 お届け済み   ○○〇郵便局 ○○〇
○○〇-○○〇〇

※○○はプライバシー保護のための伏字です(笑)

結果、17日程度かかりました。

ギターという結構大きな荷物なのと、クリスマスシーズンだからなのか、結構かかった印象です。小さなエフェクターとかを買う場合だったり、時期によってはもっと早く到着したかもしれません。

ギターに関税はかからないが消費税と通関料はかかる

まずこれが、「国際郵便課税通知書」と呼ばれるものです。個人輸入をすると商品についてきます。

今回はギターですから、関税はかかっていません

関税はこちらのページにまとめられているので、気になる方は見て下さい。楽器は基本大丈夫ななずです。

しかし、消費税・地方消費税はかかるんですな。

どうやって計算されているかというと、課税価格(商品代金×60%)がまず計算されます。

この時、課税価格が一万円以下の場合は免税となります。

課税価格が一万円を超える場合、7.8%が消費税、2.2%(消費税に22/78を掛けたもの)が地方消費税となります。

ちなみに、商品代金には送料、保険料は含まれません。また、60%というのは個人輸入の0.6掛けルールっちゅうものです。詳しいことは良く分かりませんw

おっさんの場合、商品が€705.88でしたから、当時のレートで円に換算して60%をかけると課税価格は51,145円。

51,145円×7.8%=3,978円。100円未満は切り捨てで、3,900円。3,900円×22÷78=1,100円。

3,900円+1,100円=5,000円。

こいつに、一律200円の通関手数料がかかるわけです。

合計5,200円也。

意外とバカにならない金額を搾り取られるので、購入するときに「商品代金×60%×10%」でざっくり計算しておくことをお勧めします。

ちなみに、支払いのタイミングとしては、荷物が家に届いた時。日本郵便の配達人に払うことになります。

まとめ

送料で6,100円、消費税と通関料で5,200円ですから商品以外の費用の合計で11,300円。

まあ高いと言えば高いですね。

そして、到着まで17日かかるとなると遅いと言えば遅い。今回、首やその他の部位を伸ばしに伸ばして待ちかねました。

一方で、Thomannで買うのは結構メリットが大きいです。ざっくりと挙げると

  • 安い。輸入業者のぼったくりを回避できる。
  • プライベートブランドであるHarley Bentonをはじめ、Honferやその他諸々の日本で手に入りにくいブランドのギターが手に入る。

となりますが、ローズウッドの規制が解除された今、更にメリットは大きくなる訳です。

結局のところ、商品自体の安さや入手困難性と送料と消費税、為替を考慮に入れて、輸入業者から買うか、Thomannから輸入するのか、それともイギリスのAndertonsから輸入するのか、ebayで買うのか、Reverbで買うのかなどなどを考えていくことになろうかと思います。

ものによってはサウンドハウスで買うのが全然安いこともありますので、なんでもかんでも輸入が良いわけではないっちゅうことも覚えておいた方が良いかもしれません。

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